❶「なぜ?の問いかけ、大樹になろう」

代表井手の独り言 

 このHPのメニュー項目の名前を「代表ブログ」から「代表井手の独り言ブログ」に変更しました。気づかれた方は、ROC IA SAGAマニアであることは言うまでもありません、笑。企業HPであるがゆえに公式な堅苦しいサイトにならぬように、このカテゴリーでは、起業して私自身が感じたマインドなどをお伝えしていきたいと思います。
 マインドセットについては、嫌いな方も多くいらっしゃる一方で、書店をみるとマインドセットに関連する書籍で溢れかえっています。これから起業したいと思っていらっしゃる方の一助になればと思って投稿していきます。

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そうは言ってもやはり…

 実は上記の内容は建前で、本音を言いますと、私自身ブログで自分の内面をさらけ出すということで自分自身のメンタルを保つことにつながっているのです。だから、このカテゴリーでは生々しい気持ち・内面を書くことになります。

僕自身が起業する意味は本当にあるのか?

 この2週間、実は私自身の「行動」が止まっていました。スケジュール帳をみると、それなりに「予定」が埋まっています。実は、まだ公開していませんが、今年も大掛かりな産学連携の商品開発がスタートしました。側から見ると「すごいね」「行動力ありますね」と言われるのも事実です。しかし、正直なことを言うと、この2週間、「行動」が止まってしまったんですね。自分自身がよく分かっています。「果たしてこれでいいのだろうか?」「ブレブレな展開になっているのではないだろうか?」そう考えてしまい、結局何もしない期間が生まれてしまったんですね。私は、佐賀市で会社を起こす一方で福岡で農業者として従事しています。この二足のワラジは良い面と悪い面があり、今回は悪い方に転び、つまり、「農業」の仕事・作業に逃げてしまっていました。

 ここで一つの疑問が生まれます。「僕自身が起業する意味は本当にあるのだろうか?」。この「本当に」と言うのがクセモノです。この「自分自身のなぜ?」がないと起業してはダメなんだろうと思うのです。そして、「なぜ?」の追求をせず、突き進んだ先にあるのは空っぽの虚無感なんだと感じています。

「教育」=「変化し幸福になること」

 産学連携の定義を見ると、「産学連携は、新技術の研究開発や、新事業の創出を図ることを目的として、大学などの教育機関・研究機関と民間企業が連携することをいう。政府・地方公共団体などの「官」を加えて、「産学官連携」または「産官学連携」ともいう。」とあります(Wikipediaより引用)。
 私が以前、「学生への手紙」と題して記事を書きました。この記事で一番伝えたかったことは「自分は変われるんだ」ということです。私自身が「藤ざくら」の開発を通して、「以前の私から変わることができ、その結果、心が幸せになった」ように。この変化を単語や文章で言語化し伝えることはできるのですが、おそらく根本のところは私自身にしか分からないことだとも思います。私が体験したことを、私より若い皆さんがもし体験したら、私以上の変化があるだろうし、幸福度も全く違うと思っています。

自分が体験しないと何も教えられない。

 産学連携の商品開発を進めていく過程では、たくさんの教育機関の先生、学生さんにお会いする機会があります。そこでいつも思うのは、「自分に何ができるだろうか?」「私がこの場にいる意味はなんだろうか?」ということです。正直、「私でなくても良い」となった場合、事業を推進する意味はないように思います。「自分が体験したこと以外は教えられない。」。まさにこの一言に尽きます。だからこそ、道半ばなのだと思います。
 誰もやったことないことを私自身が初めて実行するから意味がある。そこにはたくさんの私の心の葛藤が生まれます。相手に嫌われたらどうしよう。すべて頓挫したらどうしよう。全ての負の感情が支配してしまうときがあります。それが「行動しない」要因に繋がります。その感情に打ち勝って、行動したときどんな世界が広がるか。そして、その世界を見たら、その体験を別の人に教えることができるのだろうと思います。

逃げることは簡単、でも逃げたらあの日の自分に舞い戻る

 私が起業したうちの一つの理由は、「過去の自分が嫌で、変わりたいと思ったから」があります。今ではその過去の自分も含めて大好きなのですが…笑。そして、幸運にも、今のところ起業して、変化できて良かったと思っています。そして、今後、その変化を恐れ行動しない日々を過ごすと、過去の嫌な自分に舞い戻ってしまう、そんな気持ちがあります。絶えず変化すること、絶えず挑戦し続けることが幸せにつながる、と思っています。極端な例は、「先方にお願いのメールを打つ」、「面談をしてもらう」などお願いする行動が幸せを生みだします。

「は・た・ら・け!」

 5秒思考のように「良いアイデアが思いついて、その後、5秒後にメールを打っている、電話している」が理想だなと。そこに感情論はいらないし、結局は「呼吸をする」ように仕事をする必要があるのだなと。よくメンターから「は・た・ら・け!」と言われる理由はこれですね、笑。

 あっという間に半年が過ぎ、6月に突入しました。弊社は6月末で1期目が終了します。このタイミングで自分強化できそうなので、2年目はさらに磨きをかけて進んでいきます。

大楠のように。

 私の地元、福岡県八女市黒木町には樹齢800年とも言われる「大楠」があります。事業で迷ったときや困ったとき、道に迷いそうなときはいつもこのイメージを事業イメージに捉えています。
「大樹になろう」

福岡県八女市黒木町の大楠(樹齢800年)
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ROC IAとは “Revolution of Consciousness in Agriculture”の略称です。
「農業における意識の革命」
農業界を変革するのは農家本人でなければならない、まずは農家個人が変革し、革命を起こしていこうという代表の想いから社名を名づけました。

農家である私たちからその変革の主人公となり、大きな一歩を踏み出そう。AIにより手段は高速に実行できる時代。我々は、人間の人間たる所以「創発」に注力し事業を展開しています。

これらの思いを社名に込めました。

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