バイオマス資源を利活用した水耕栽培研究をスタートさせます!

バイオマス産業都市さが

 佐賀県佐賀市は、平成26年11月に福岡県みやま市と大分県佐伯市と共に九州で初めてバイオマス産業都市に認定されました。バイオマス産業都市とは、地域に存在するバイオマスを原料に、収集・運搬、製造、利用までの経済性が確保された一貫システムをつくり、地域のバイオマスを活用した産業創出と地域循環型のエネルギーの強化により地域の特色を活かしたバイオマス産業を軸とした環境にやさしく災害に強いまちづくりを目指す地域のことです(HPより引用)。

佐賀市ゴミ処理場内を見学し、自分の目で体感しました!

 実は、昨年の11月弊社の役員とともに、佐賀市清掃工場のバイオマス施設を見学いたしました(誰でも事前予約すると見学ができます)。バイオマス推進課の職員の方の詳細な説明に、バイオマスの可能性を感じました。長く伸びる塔は、バイオマス関連の施設のようです。

佐賀市清掃工場内のバイオマス施設の一部

ちょうど、我々が伺ったときは、ゴミ処理場が稼働していない日。通常は、随時焼却されているため、山積みのゴミは滅多に見ることができないそうです(笑)。

ゴミ処理場の様子。この日はちょうど稼働していないレアな日でした。

バイオマスを利活用した企業群

 佐賀市清掃工場バイオマス施設の周辺には、このバイオマス資源(二酸化炭素)を利用した企業・施設が複数存在しています。ゆめファーム全農SAGAさんは、二酸化炭素の供給により、その収量が全国平均4倍の収量増だそうです。バイオマス企業「アルビータ」さんは、藻類「ヘマトコッカス」を培養してあります。抗酸化作用が高いアスタキサンチンを抽出、サプリメントや化粧品を製造・販売されています。また水耕栽培では、グリーンラボ(株)さんが、IoT活用した環境制御でバジルを栽培し、露地栽培の約100倍の収量を実現しています。

水耕栽培研究に着手するROC IA SAGA!

 弊社は、本年度より佐賀市管理の水耕栽培プラントを利活用し、水耕栽培の研究に着手いたします。二酸化炭素供給を受けることが可能です。建物自体は、比較的わかりやすい場所にあります。

 小規模スペースでの水耕栽培研究です。その他詳細、視察、協業・協賛していただける企業様がいらっしゃれば、こちらからコンタクトをお願いいたします。
ただいま施設内の工事中ですので本格的な始動まで今しばらくお待ちください。

 また「水耕栽培」と「学生の学び場(教育)」をつなげたいと考えていらっしゃる教育機関の先生方もぜひお気軽にお問い合わせください。弊社は産学連携事業を推進している企業です。

水耕栽培施設の前
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ROC IAとは “Revolution of Consciousness in Agriculture”の略称です。
「農業における意識の革命」
農業界を変革するのは農家本人でなければならない、まずは農家個人が変革し、革命を起こしていこうという代表の想いから社名を名づけました。

農家である私たちからその変革の主人公となり、大きな一歩を踏み出そう。AIにより手段は高速に実行できる時代。我々は、人間の人間たる所以「創発」に注力し事業を展開しています。

これらの思いを社名に込めました。

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